国力集中は,国土の一定範囲に対して行政システムを改善させたり,工業に力を入れたり,鉄道を引く援助をしたりといった補助として利用できる。また新たに植民地を設置するのも,ドラクエ10 RMT,国力集中を用いて行う。 貿易は,工業のところで述べたように非常に重要で,各種産品に対して個別に設定することもできるが,基本的にはAIに任せてしまっていいだろう。Vic1ではいきなりAIにすべてを委任すると国庫が破綻したが,Vic2ではとりあえず関税を最大に設定し,かつ国内にセメント工場の1つでもあれば,いきなり破綻するようなことにはならない……と思う(事例によっては破綻することもあるので,慎重な対応が必要だ)。 「これは買いだ!」……と断言する前に さて,興味深いゲームに仕上がっているVic2だが,問題もある。 最大の問題は,日本語版のバージョンが古いということだ。現在,英語版最新のパッチであるVer1.2日本語版の制作が進行しているが,現状の日本語版はゲームとして挙動が怪しかったり,イベントのバランスが悪かったりすることがある。 とくに目立つのが,AI国家における反乱対応の悪さだ。AIがコントロールしていると,フランスやイギリスといった大国でさえ,巨大な反乱軍によって政府が転覆し,それまでの外交が全部白紙に戻るようなことが頻繁に起こる。それが中小国であれば軍隊が根こそぎ壊滅してしまうことも多く,その隙をついて領土を拡大するといったプレイも可能になってしまっている。これはこれでゲームとしてはアリかもしれないが,何をシミュレートしているのか分からないという批判はあるだろう。 ゲームの挙動に関しても,一部のイベントが何度も何度も繰り返し起きて,進行が極端に遅くなるといった事態が発生することがある,ro rmt。パラドゲーではよくあることとはいえ,ほぼ初期バージョンそのままの日本語版と,Ver1.2の英語版では,さすがに差が大きい。 これらの問題は日本語版最新パッチの発行である程度まで解消すると思われるので,それを待つというのは一つの選択肢になるだろう。またユーザーコミュニティで非オフィシャルの日本語対応Ver1.2パッチが作られているので,心得のある方であれば,あくまで自己責任でそれを利用するのも手だ。 ゲームシステム的には,戦争でもしていないと割と暇な時間の多いプレイになる傾向が強い。一方,戦争が始まるとかなり忙しい展開になるため,プレイ時間を読むのは非常に難しい
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