2013年2月25日月曜日

開発者向けカンファレンス「CEDEC 2012」,ソラの桜井政博氏,安西 祐一郎氏,上杉裕世氏が基調講演者に

 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は本日(2012年6月27日),8月20日から22日までパシフィコ横浜が開催されるコンピュータエンターテイメント開発者向けカンファレンス「CEDEC 2012」における,基調講演の講演者を決定したことを発表した。  講演者として招かれるのは,大乱闘スマッシュブラザーズシリーズなどでお馴染み,ソラの桜井政博氏,日本学術振興会?理事長 安西 祐一郎氏,Industrial Light & Magicマットアーティスト 上杉裕世氏の3人。それぞれ「ゲーム制作」「認知科学」「映像制作」においてのスペシャリストであり,それぞれの立場からコンピュータエンターテイメントに対する知見が披露されることだろう。  なお,公演内容に関しては,CEDECの公式サイトで順次公開される予定。まずは,3人のプロフィールを掲載しておこう。 ■CEDEC2012 基調講演 講演者プロフィール(登壇順?敬称略) 桜井 政博(さくらい まさひろ)  講演日程:8月20日(月) ゲームデザイナー/有限会社ソラ 代表 ゲームユーザーに常に新たな楽しみを提供するため、多彩なジャンルのゲーム開発?研究に従事。 これまで、『星のカービィ』シリーズ、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズを考案?制作,ugg ブーツ。最新作は、ニンテンドー3DS『新?光神話パルテナの鏡』。現在は、ニンテンドー3DS、WiiUの2機種において『大乱闘スマッシュブラザーズ』新作の制作に携わる。 「週刊ファミ通」でコラム連載中。 日本ゲーム大賞による「ゲームデザイナーズ大賞」審査委員長、ゲーム音楽コンサート『PRESS START』の企画なども務める。 安西 祐一郎(あんざい ゆういちろう)  講演日程:8月21日(火) 専攻:認知科学?情報科学/独立行政法人日本学術振興会理事長 1974年慶應義塾大学大学院博士課程修了。 カーネギーメロン大学客員助教授、慶應義塾大学理工学部教授などを経て、1993年?2001年同?理工学部長。2001年?2009年慶應義塾長。日本私立大学連盟会長、環太平洋大学協会会長、情報処理学会会長、日本認知科学会会長等を歴任。 現在、慶應義塾学事顧問、文部科学省中央教育審議会大学分科会長、学びのイノベーション推進協議会座長、公益社団法人全国大学体育連合会長等も務める。 20代半ばから一貫して認知と情報の研究に携わり、学習と思考の認知科学、ヒューマンロボット?インタラクションの世界的研究者として知られる,Diablo iii Gold。 著書:『心と脳』(岩波新書)、『「デジタル脳」が日本を救う』(講談社)、『教育が日本をひらく』(慶應義塾大学出版会)、『認識と学習』(岩波書店)、『問題解決の心理学』(中央新書)ほか多数。 上杉 裕世(うえすぎ ゆうせい) 講演日程:8月22日(水) マットアーティスト/ Industrial Light & Magic シニアマットアーティスト 1964年広島県生まれ。 大学在学中に『スター?ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還』(1983年)を観て特撮の道を志す。その後、マットペインターのロッコ?ジョフレに師事。 1989年、Industrial Light & Magicに入社。『インディ?ジョーンズ 最後の聖戦』(1989年)、『ダイ?ハード2』(1990年)、『ジュラシック?パーク』(1993年)、『フォレスト?ガンプ/一期一会』(1994年)などの制作に参加。1995年に担当した『スター?ウォーズ 特別編』では、3Dマットペインティング(主観移動表現)を開発し、マットペインティングの表現領域を大きく広げる。以後、『エピソード3 シスの復讐』(2005年)に至るまで、『スター?ウォーズ』シリーズ全作でデジタル?マットアーティストを務める。2002年の『エピソード2 クローンの攻撃』では、アメリカ視覚効果組合(VES)最優秀マットペインティング賞を受賞。 作品:『インディ?ジョーンズ クリスタル?スカルの王国』(2008年)、『トランスフォーマー/リベンジ』(2009年)、『アバター』(2010年)、『トランスフォーマー/ダークサイド?ムーン』(2011年)、『アベンジャーズ』(2012年)、『バトルシップ』(2012年)、エミー賞最優秀視覚効果賞を受賞したTVシリーズ「インディ?ジョーンズ若き日の大冒険」などがある。2010年にはテレビ柧─巍菏澜绀驂浃à?00人の日本人』に選出。
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